ユメノカケラ

雑語りです

ウルトラマンZ 感想


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まず、私はこの作品が好きではありません。

 

Xやオーブの頃から田口清隆監督や坂本浩一監督、脚本家の中野貴雄の「懐古厨に媚びた作風」「勘違い昭和」な作風が嫌いでした。

 

まあここまでは好みの問題でしょう。

 

ただ面白くない、出来が悪い作品はニュージェネシリーズやそれ以前にもありました。

 

なのでそこまで怒るつもりはないのですが、Zは「シリーズ構成」含めて田口監督がやっていて「最終回から逆算して作っている」と豪語しています。

 

造り手側が非常にビッグマウスなのです。

そうなれば作品を見る目も厳しくなります。

 https://news.mynavi.jp/article/20191229-948015/

作り手のビッグマウスは「仮面ライダーゼロワン」が記憶に新しいですね

 

そして「最終回から逆算している」はずのウルトラマンZ、話の軸がブレブレなのです。

 

まず主人公のナツカワハルキ。

志願してストレイジに入隊し、セブンガーでナメゴン(本編未登場)やギガスを撃退し戦果をあげた若きスーパーロボットパイロット。

そんな彼が第11話「守るべきもの」レッドキングを前に突然攻撃を躊躇います。

卵があったとか少しの要因はあれど、今まで怪獣を(しかも可哀想の度合いなら同等のゴモラを)普通に倒してきた彼が突然迷い、逃がしてしまう。

 

そもそも自分から入隊してパイロットの仕事をしておいて迷うってそれ仕事舐めすぎでしょうと。第5話「ファースト・ジャグリング」で「(ヨウコ先輩の活躍を見て)俺もプロでいたいんだ」「俺達は怪獣退治の専門家だ」と意気込んでいたが結果がこれ。

 

これが本当に逆算して書いた脚本でしょうか?一番重要な主人公の主張すらブレブレです。

 

それともメインライターの吹原にとっては「割り切って怪獣を倒せるハルキ」こそ未熟で成長すべき青臭い存在なのでしょうか?

 

そして続く第12話「叫ぶ命」ではヨウコ先輩の

 

今この世界に、怪獣の居場所はない。可哀想だけど...。 だからこそ、誰かに押し付けちゃいけない。ちゃんと背負いたいんだ!命を奪う責任を...!

 

という言葉がろくに響かず、結局グルジオライデンを撃つことが出来ず、ヨウコの操縦するキングジョーがトドメを刺すことになりました。

 

ハルキは5話でなりたかった「プロ」とはこういう割り切りが出来る仕事人のはずです。

 

そしてハルキの父親マサルも大概です。怪獣ギーストロンが現れた街で群衆を助けるために家族を置いて死んでしまいました。

どうやら仕事は消防士らしく、確かに市民を救った彼は間違いなく英雄でしょう。ハルキはその父親のような強い男になりかかったからストレイジに入隊したんだと思います。

 

しかし、家庭を置いて死ぬなんてこれ以上ないくらい最低な父親ではないでしょうか?

それとも不特定多数の他人を救うために。

 

家庭を持った以上、親の命はもう本人だけの命ではないのです。命を守る責任を負いたいならまずは一番近くの命を守るために必要な自分の命を守り抜いてからにして欲しいです。

なのでそんな彼が14話「四次元狂想曲」で偉そうにハルキに説教をするシーンは観るに耐えませんでした。

 

命の優先順位がガバガバなのは父親譲りと考えれば全てに納得が行くので、もしかすると吹原や林はそこを擦り合わせた上で書いていた可能性はありますね(絶対に無い)。

 

そして同じく14話でハルキが行き着いた結論は

手の届く範囲を全力で守り、傷付けたものは忘れず胸に刻み込む

これもまたお粗末で、届かない手の範囲を伸ばすためのロボットであり、ウルトラマンです。

 

やむを得ず救えない命があるのは仕方なくても、常に最善を尽くす気概は必要なはずです。

そしてこの辺りの「割り切り」は入隊時もしくは最序盤で終わらせておくべきではないでしょうか。(例えば第2話「戦士の心得」でやればタイトルとも噛み合い後の展開に支障は出ません)

 

というか、1話では間違いなく出来ていました。ウルトラマンと一体化した理由も「人を守るためにゲネガーグを倒す(殺す)」ためなのです。

 

なぜその決断ができたのに1クールの終わりになってから突然曇るのでしょうか。

 

ジャグラス・ジャグラー(ヘビクラ隊長)の行動も辻褄が合いません。

最終的な目標は惑星カノンの戦士たちに彼らの正義の危うさを思い知らせる事。

そのために地球のロボット兵器が必要だから裏から手を加えてセレブロの計画にタダ乗りして科学技術を進歩させていた………らしい。

 

しかし、「オーブ」の頃はともかく「オリジンサーガ 」ではガイの仲間として共闘してたし、本筋の回以外だとしっかり隊長の責務を果たしていてリクに言った通り「正義に目覚めた」という台詞も納得のいく物になっています。

彼の正義に関してはこの記事を参照

2020年の再挑戦 - ユメノカケラ

 

第1話では「人命も大切だが規律も守れ」と社会人としての在り方を説き、クリヤマに謝罪する際にはハルキにも負けないスカッと気持ちのいい体育会系ノリを見せてくれた。

第5話「ファーストジャグリング」では複製が終わったらゼットライザーをちゃんと返してくれる。

第7話「陛下のメダル」第10話「宇宙海賊登場!」ではさながら小さなウルトラマンのように隊員やリクを颯爽と助けに来るヒーロームーブ。

第18話「2020年の再挑戦」ではかつてケムール人から地球を守った勇敢なる先人に賛辞を贈り

第20話「想い、その先に」ではハルキのスタンスに柔軟に対応し重役に頭を下げ、それでいて一キロ圏内に入ればM1号を殺すと理想と現実のバランスを上手くとる超有能さを見せてくれました。

そして第21話「D4」ではセレブロに乗っ取られたクリヤマの指揮を打ち切り現場の人間としてヨウコをサポートしてケルビム撃破に繋げる超ファインプレー。

 

ここまでの隊長としての有能ぶりが14話や24話で語られたあまりにもくだらない目的のためにあったと思うとあまりにも「台無し」感が否めません。

 

 

 

キャラクターに関してはここまで。

 

 

ここからは超兵器とそれに伴う倫理観について。

キングジョーストレイジカスタムの強さは14話「四次元狂想曲」の時点で言及されていました。

防衛のためとはいえ過剰ではないか、と。

昭和ウルトラシリーズにおいてゼットンと双璧をなす最強怪獣でやると説得力が増します。

だってウルトラマンZが全フォームを使って機能停止はできても完全には破壊できなかったのです。

 

と思っていたのですが味方になってからのキングジョー、本当に弱かったですね。

 

なのでその手の超兵器ドラマが無かったのも納得が行きます。

 

なのでそんな木偶の坊でガラクタなストレイジカスタムの追加武装として「D4」が登場。これはバラバの角を元にしたビーム兵器で広範囲を次元ごと砕きます。今度は本当に強い。

 

しかしありえないぐらい強すぎるので流石に隊員たちも危険視。

そして怪獣たちがウルトロイドゼロに装備されたD4にビビって地上に出てくる展開。

ただこのD4はウルトラマンの光線を解析し中和された安全なものです。

 

いわゆるガイア理論を持ち出してきましたが、デメリットのないものを危険視し始めて私は困惑していました。

せめてお腹を空かせたパゴスあたりが「超エネルギーを食べに来たよ〜」くらいにしておけばいいものを…

 

そしてその怪獣をウルトラマンや防衛軍が倒そうとするとユカ隊員が衝撃の一言

 

「人間が人間を守ってるだけじゃん…」

 

えっ!?

 

人が人を守って何がいけないんですか

地球防衛軍は人が運営する組織であり、人名が最優先のはずです。 

 

この作品の生命倫理や命の優先順位はキャラクター単位ではなく作品単位で狂っています。

 

そして超兵器D4の扱いもふわふわしています。恐らくこれはウルトラマンダイナのネオマキシマ砲が元ネタだと思われますが(デストルドスはゼルガノイド)、ネオマキシマ砲は危険な兵器ゆえに封印され最終決戦でのみ使用され太陽系を救いました。D4とは扱いの丁寧さがあまりにも違います。

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そもそも初期の「ウルトラマンZ」もとい「ウルトラマンX」はエンタメ性溢れる単発回や往年のウルトラマンを思わせる空気感な未来科学やミリタリー、怪獣。そして客演回で受けていたはずです。

 

それでもウルトラマンXはまだ思想はそこまで強くなく、大地が怪獣と共に生きる世界を実現したいという思想を押し付けてこず「いつかこうなるといいね」という願望で終わらせ、娯楽性に振るのはある意味誠実だと思います。

 

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しかしZは中盤から突然エンタメ性よりもメッセージ性を優先し、それでいて最終回で全放棄してまた娯楽活劇に戻しました。

 

これがもし「路線変更」なら納得できますが、シリーズ構成が「最終回から逆算しながら作った」と言っている以上は逃げられません。

 

 

 

 

 

 

そしてしまいには過去作から力を借りるだけなら飽き足らず内容は媚っ媚びの過去作の焼き直し劣化コピー

ニュージェネレーションが聞いて呆れます。

 

 

なので私のウルトラマンZの評価は

 

ニュージェネレーションヒーローズの集大成たる「駄作」

 

です

 

 

 

新世代を名乗るならいい加減平成三部作コンプレックス丸出しの作劇をやめてください。

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

それでは。

 

牙狼シリーズ屈指の意欲作 GARO -VERSUS ROAD- 総括

半年ほど前になりますが「GARO VERSUS ROAD(以下VR)」を視聴したので感想を書きます。


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私は牙狼(2005)は好きですが牙狼シリーズそのものはそこまで好きではありません。

綺麗に完結した「牙狼」にレッドレクイエムやMAKAISENKI、しまいにゃ絶狼シリーズのような蛇足な続編や外伝をダラダラと付け加えるやり方には不満しかありませんでした。

 

なので完全新規のアニメ展開は非常に楽しめましたし、私が一番好きな牙狼は「炎の刻印」です

 

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特撮版二作目の完全新作「闇を照らす者」はお世辞にも良作と呼べる出来ではありません。

しかし、冴島鋼牙から脱却し新たな世界観で完全新作を作った事に意味があります。

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尤も、このユニバースでもジンガに味をしめて蛇足な展開ばかり続けてしまうのですが…

 

 

 

そんな牙狼原理主義の私が本作「VR」を見て思った事を書き連ねて行きたいと思います。

 

 


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まず主人公空遠世那(演:松大航也)を見て「華がない」「牙狼の主役っぽくないな」と思いました。

 

彼は人一倍正義感が強いですが、ただの大学生であり騎士の家系ではないし身体もろくに鍛えていません。顔も正直芋っぽくて鋼牙や流牙のような所謂イケメンではないな、と。

 

しかしここがこの作品の一番すごい点です。

一般人がヒーローになる」という作風は東映特撮などでは鉄板ですが、牙狼シリーズにとっては初の試みでした。

 

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激走戦隊!「心は」カーーーレンジャー!

 

この他にも「電磁戦隊メガレンジャー」や古くは「機動戦士ガンダム」などにも見られるこの作風、私なんと大好物でございます。

 

なので、牙狼で「心はカーレンジャー」ならぬ

我が‘‘心は’’ガロ!黄金騎士だ!

が見られたのはとても嬉しかったです。

 

既にVRを視聴している人向けなので世界観や物語の説明は省きますが、黄金騎士の家系の腐敗ゆえの一般人からの選定というとんでもない設定のおかげでこの展開を実現できたのです。

しかし古くは「闇を照らす者」で輝きを失った牙狼や今回の黄金騎士の腐敗のような設定は旧シリーズが好きな人にとってはかなりショッキングだと思います。

 

今作のテーマは偶像破壊。護りし者の本質を問い直す、というものでした。

 

しかしこの作品は偶像破壊が過ぎています。

せっかくスーツをこしらえたサイバーパンクな改造ホラーも飼い慣らされたお飾りです。

何が言いたいのかと言うと本作は絶望的にエンタメ性が欠如しています。

 

牙狼とは「多少話がつまらなくてもアクションと映像美は保証されている」シリーズです。

鎧やホラーがフルCGでチープさが否めない闇を照らす者でさえスタントにお金をかけていてアクションに非常に見応えがあります。

特撮OBや大物俳優を出す集客もします。

 

VR」には今挙げた要素が何一つありません。

 

鎧は最終回でしか纏わない、ホラーは出ない、アクションはHIGH&LOWやクローズなど往年のヤンキー映画を思わせる泥臭いステゴロ、ボイメン勇翔のしょぼいアクション…

 

シリーズに今までにない新しい風を吹かせようとした結果「シンプルに面白くない」という本末転倒な結果に…

 

しかし、最終回ではいかにもなバーチャルワールドで満を持して世那が纏った牙狼と葉霧が纏う暗黒騎士ベイルが激突します。

 

 

この作品は最終回に全てを懸けています。

 

 

散っていった仲間の技を繰り出しべイルを圧倒する姿は第一期の「英霊」のオマージュでしょう。

シリーズ屈指の熱いラストバトルです。

このラストバトルだけで面白くない1~11話を耐えた甲斐がありました。

葉霧との最期の問答は思わず涙が溢れました。

 

しかし、葉霧は真の黒幕である伽堂アザミに殺されてしまいました。

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アザミは葉霧にダークメタルの素晴らしさを説き、バーサスロードの殺し合いを「楽しいから」という理由で運営しているまさに吐き気を催す邪悪です。

こいつは本当にクズなので終盤でナグスケに唾を吐きかけられるシーンは本当にスカッとしました。

 

しかし、倒されることはありませんでした。

 

もう一度言います。

 

倒されません。

 

 

この作品は最終回に全てを懸けています。

 

 

この作品は最終回に全てを懸けています。

 

 

この作品は最終回に全てを懸けています。 

 

 

最終回に全てを懸けた構成でありながら、オチで盛大にしくじってしまいました。

 

「逃げる勇気」「生きていく責任がある」という感想を見たことがありますが、お笑い種ですね。

 

GARO VR」としては正しい決断だとしても「牙狼」もとい「特撮ヒーロー作品」としてこんなお粗末なオチがありますか?

「あの」闇を照らす者でさえ金城滔星を殺しています。相手が人間だからという言い訳は通用しません。

 

生きなきゃいけないならさっさと鎧を纏ってアザミを殺して生きればいいのです。

そりゃあ世那は優しいからもう誰も殺したくないという気持ちはわかります。

誰一人直接手にかけていませんからね。

 

 

しかし、アザミを殺さないことによって「資格を捨て牙狼にならない」「人を守るために人を殺すこんな偶像の剣はいらない」という世那の決断が

 

死ぬの怖いし誰かを殺す責任を負うの嫌だからやーめたw

というお粗末なものに見えてなりません。

 

エンタメ性を捨ててまで最終回のために全てを懸けて最後に大コケしてしまった作品。

それが本作なのです。

 

大傑作になり損ねた駄作

 

というのが個人的な評価です。

 

駄文に付き合っていただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

「グロンギを悪と決めつけるな、対話しろ」というバカバカしい論調について思ったこと

眠くて仕方がないけど書けってフォロワー数人から命令されたので書きます。

 

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らしいです

 

 

うるせえ殺すぞ

我らクウガ支持者にとってのルールは「雑語りは悪でありそれを殺すのは善」だ。

 

 

↑これはあくまで極端な例だ

 

 

でもね、要はね、グロンギに寛容になれってのはね、これくらいの暴論にも寛容になれって事ですよ、ね?

 

人間とそう変わらない知能と文化を持ち同じ言葉を話せる連中もいる。

 

そんな相手が明確に「遊び」で人殺しをしてるんだから人間の法律で裁いてやるのが筋ってモンですよ

 

人が人を殺せば死刑又は無期若しくは5年以上の懲役刑を課される。

 

でも相手は法的には人間ではないので害獣として駆除するしかない。

 

それだけです

 

そもそもEPISODE22「遊戯」で対話を試みた刑事に対してメ・ガルメ・レの口から

ゲームはゲームだ。獲物を狩る。それ以外に意味は無い。

 

と説明されている。

 

対話は一度行われ、そして既に決裂している。

だから戦うしかないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

好きか嫌いか

秘密戦隊ゴレンジャー「好き」

ジャッカー電撃隊「どちらかというと嫌い」

バトルフィーバーJ「どちらかというと好き」

電子戦隊デンジマン「好き」

太陽戦隊サンバルカン「どちらかというと嫌い」

大戦隊ゴーグルファイブ「好き」

科学戦隊ダイナマン「大好き」

超電子バイオマン「どちらかというと好き」

電撃戦隊チェンジマン「好き」

超新星フラッシュマン「どちらかというと嫌い」

光戦隊マスクマン「嫌い」

超獣戦隊ライブマン「大好き」

高速戦隊ターボレンジャー「どちらかというと好き」

地球戦隊ファイブマン「大好き」

鳥人戦隊ジェットマン「好き」

恐竜戦隊ジュウレンジャー「どちらかというと嫌い」

五星戦隊ダイレンジャー「嫌い」

忍者戦隊カクレンジャー「大好き」

超力戦隊オーレンジャー「どちらかというと嫌い」

激走戦隊カーレンジャー「大好き」

電磁戦隊メガレンジャー「大好き」

星獣戦隊ギンガマン「大好き」

救急戦隊ゴーゴーファイブ「大好き」

未来戦隊タイムレンジャー「大好き」

百獣戦隊ガオレンジャー「嫌い」

忍風戦隊ハリケンジャー「嫌い」

爆竜戦隊アバレンジャー「嫌い」

特捜戦隊デカレンジャー「嫌い」

魔法戦隊マジレンジャー「どちらかというと好き」

轟轟戦隊ボウケンジャー「好き」

炎神戦隊ゴーオンジャー「大好き」

獣拳戦隊ゲキレンジャー「どちらかというと好き」

侍戦隊シンケンジャー「嫌い」

天装戦隊ゴセイジャー「どちらかというと好き」

海賊戦隊ゴーカイジャー「好き」

特命戦隊ゴーバスターズ「大好き」

獣電戦隊キョウリュウジャー「死ね」

烈車戦隊トッキュウジャー「好き」

手裏剣戦隊ニンニンジャー「大嫌い」

動物戦隊ジュウオウジャー「大嫌い」

宇宙戦隊キュウレンジャー「死ね」

快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー「好き」

騎士竜戦隊リュウソウジャー「好き」

魔進戦隊キラメイジャー「どちらかというと嫌い」

 

 

 

 

ウルトラQ「大好き」

ウルトラマン「好き」

ウルトラセブン「好き」

帰ってきたウルトラマン「好き」

ウルトラマンA「どちらかというと好き」

ウルトラマンタロウ「大好き」

ウルトラマンレオ「どちらかというと嫌い」

ザ☆ウルトラマン「どちらかというと好き」

ウルトラマン80「どちらかというと好き」

ウルトラマンG「好き」

ウルトラマンパワード「大好き」

ウルトラマンティガ「どちらかというと好き」

ウルトラマンダイナ「どちらかというと好き」

ウルトラマンガイア「大好き」

ウルトラマンネオス「嫌い」

ウルトラマンコスモス「嫌い」

ウルトラマンネクサス「どちらかというと好き」

ウルトラマンマックス「大好き」

ウルトラマンメビウス「どちらかというと好き」

ウルトラセブンX「好き」

ウルトラギャラクシー大怪獣バトル「好き」

ウルトラマンギンガ「嫌い」

ウルトラゾーン「嫌い」

ネオ・ウルトラQ「大嫌い」

ウルトラマンX「どちらかというと嫌い」

ウルトラマンオーブ「大嫌い」

ウルトラマンジード「嫌い」

ウルトラマンタイガ「死ね」

ウルトラマンZ「大嫌い」

 

仮面ライダー「大好き」

仮面ライダーV3「大好き」

仮面ライダーX「どちらかというと好き」

仮面ライダーアマゾン「どちらかというと好き」

仮面ライダーストロンガー「どちらかというと好き」

仮面ライダー(新)「大好き」

仮面ライダースーパー1「好き」

仮面ライダーBLACK「大好き」

仮面ライダーBLACK RX「好き」

真・仮面ライダー序章「どちらかというと嫌い」

仮面ライダーZO「どちらかというと好き」

仮面ライダーJ「どちらかというと好き」

仮面ライダークウガ「大好き」

仮面ライダーアギト「好き」

仮面ライダー龍騎「大好き」

仮面ライダー555「大好き」

仮面ライダー剣「大好き」

仮面ライダー響鬼「どちらかというと好き」

仮面ライダーカブト「どちらかというと好き」

仮面ライダー電王「大好き」

仮面ライダーキバ「大好き」

仮面ライダーディケイド「嫌い」

仮面ライダーW「嫌い」

仮面ライダーオーズ「好き」

仮面ライダーフォーゼ「死ね」

仮面ライダーウィザード「どちらかというと好き」

仮面ライダー鎧武「死ね」

仮面ライダードライブ「嫌い」

仮面ライダーゴースト「どちらかというと好き」

仮面ライダーアマゾンズ「嫌い」

仮面ライダーエグゼイド「死ね」

仮面ライダービルド「死ね」

仮面ライダージオウ「嫌い」

仮面ライダーゼロワン「嫌い」

 

 

機動戦士ガンダム「好き」

第08MS小隊「嫌い」

0080 ポケットの中の戦争「大好き」

0083 STARDUST MEMORY「嫌い」

機動戦士Zガンダム「大好き」

機動戦士ガンダムZZ「どちらかというと好き」

機動戦士ガンダム逆襲のシャア「大好き」

機動戦士ガンダムUC「嫌い」

機動戦士ガンダムNT「大好き」

機動戦士Vガンダム「好き」

機動武闘伝Gガンダム「好き」

新機動戦記ガンダムW「嫌い」

機動新世紀ガンダムX「好き」

∀ガンダ厶「大好き」

機動戦士ガンダムSEED「大好き」 

機動戦士ガンダムSEED DESTINY「どちらかというと好き」

機動戦士ガンダムSEED ASTRAY「嫌い」

機動戦士ガンダムOO「好き」

機動戦士ガンダムAGE「好き」

ガンダムGのレコンギスタ「嫌い」

機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ「嫌い」

 

勇者ライディーン「大好き」

無敵超人ザンボット3「大好き」

無敵鋼人ダイターン3「大好き」

伝説巨神イデオン「大好き」

戦闘メカザブングル「大好き」

聖戦士ダンバイン「好き」

重戦機エルガイム「好き」

ブレンパワード「大好き」

オーバーマン キングゲイナー「好き」

リーンの翼(アニメ版)「好き」

ガーゼィの翼「嫌い」

 

 

 

 

 

転売屋についてお前らの馬鹿ども間違っている認識

※当記事は転売を推奨するものではありません。転売根絶のための注意喚起です

 

 


✕安く仕入れて高く売る

◎高く売れてから仕入れる


仕入れコストがかかる

◎売れてから仕入れるから元手ゼロ

 

✕在庫管理が大変

◎売れてから在庫化するから在庫リスクゼロ!

 

元手ゼロで始められるビジネスが転売です。

 

 

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転売の手順!

①まず予約!

 

②その時に「在庫がある体で」をAmazonに購入権を出品する

 

③買い手がついたらここで初めて代金を支払い商品を受け取りに行く

 

④発送!店から買い手に直送ならかなり楽

 

Q.もし落札されなかったら?

A.予約をキャンセルするまでです

 

在庫を抱えて困るのは転売屋ではなく小売店だけです

 

安く仕入れた物を高く売る?三流。

需要のあるものを買い占める?三下。

 

転売とはパチンコのサクラに似ています。

転売屋が売っているのはパチンコ店の番号札のようなものであり、代金を支払うのは消費者なのです。

イベントの場合は並ばせる人員をお金で雇い、コミュニティ単位で購入します。

もちろんイベント開催前に商品を出品、落札されている前提ですが。

 

「高額販売」と「買い占め」と「転売」をまとめて議論してはいけません。

 

似て非なるものです

 

それだから馬鹿な転売アンチはやられっぱなしなんです

 

転売屋も転売屋で頭を使ってるので本気で転売屋を潰したいならそっちも足りない頭を少しは使ってください

 

 

 

転売ヤーを、ぶっ壊す!

 

2020年の再挑戦

「我々の来訪は、これが二度目だ」

 


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第18話「2020年の再挑戦」

脚本:継田淳 監督:辻本貴則

 

あらすじ

怪獣が消え去る不思議な事件が起こった。調査するハルキが出会ったのは、古い観覧車を見つめる謎の女性・カオリ。さらに街では人々の失踪事件が相次ぐ……。果たして事件の真相は、そしてカオリの正体とは!?

 

 

 

感想

本作はウルトラQ第19話「2020年の挑戦」の続編である。
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1966年にケムール人はXチャンネル光波で倒されたが、その誘拐計画は成功していた。

カオリの肉体の合成手術は失敗したようだがどうやら普通は合成が成功するようである。

つまり誘拐された人間の多くはケムール人の肉体として生きていることになる。

背筋が凍りついた。

そして今回は転送液(ナノマシンという説もある)を詰めた爆弾という大規模な作戦になっている。f:id:Betterman:20201025043457j:image

観覧車はハルキとカオリの思い出の場所であり、ケムール人の計画遂行のカウントダウンの時計としての役割もある。

「あの音楽」とともにまるで54年前に時を戻したように観覧車が動き出す演出は美しくも怖い。

転送液がかかった監視カメラが消えるなど面白い演出が多かった。

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ここで「ゴジラvsビオランテ」を思いだしたのは私だけではないはず(めちゃ感動するシーンなのに笑ってしまった私を殴りたい!)

 

 

辻本監督は第5話「ファースト・ジャグリング」のペギラの凄まじい強さや無重力現象、ジェット噴射で氷を溶かすセブンガーなど良い演出をする監督で、個人的には田口監督よりも信頼している。

(ただ同話は中野貴雄脚本ゆえに稚拙な台詞回しが多く、ジャグラーも抱き合わせていて構成に難があり、決して面白い回ではないし、タイガの「タッコングは謎だ」はとても見れたものではない)

 

曰く付きの剣「ベリアロク」もグリーザとの戦い以上に役立っていたような気がする。

 

話が少し逸れるがヘビクラ隊長の正体はジャグラス・ジャグラーである。

私はジャグラーが嫌いだった。

なぜならジャグラーは「オーブ」本編では非常に迷惑なホモストーカーで怪獣をけしかけてくるクソッタレな野郎だったからだ。

しかし前日談「ORIGIN SAGA」や「劇場版ジード つなぐぜ!願い」ではスカした嫌な奴ではあるがちゃんと正義の味方だった。

元々はO-50星出身でガイ(ウルトラマンオーブ)をサポートする戦士で剣の実力はガイ以上。

ミコットという女性を亡くしてしまい闇堕ち(?)して魔人になってしまったが、別に闇落ちして以降も普通にベゼルブ討伐に尽力していたはため、今思えばオーブ本編のジャグラーがおかしくなっていただけなのだろう。

「ORIGIN SAGA」ではダイナやコスモスの無能っぷりに絶望したり自分より実力が低いガイがウルトラマンに選ばれたせいでコンプレックスに苦しんでいたが、ストレイジ結成も「ウルトラマンに頼らず星を守りたい」という元々の正義感にコンプレックスが加わったものだと言える。

それでもオーブ自体の悪行がちらついて「正義に目覚めたんだよ」と胡散臭い事を言っていたが私は全く信じていなかった。

だが今回の事件後にユカから一平くんや宇田川刑事の事を聞かされるとf:id:Betterman:20201025054132j:image

「勇敢なる先人たちだ…」

と心から尊敬している様子の発言。

私はここで涙が溢れてしまった。このセリフは前例のない「テレビ映画」をやろうとしたウルトラQスタッフへの賛辞とも受け取れる。

そして前述のウルトラマンコンプもあって本気で感動しているように見えた。

私は今までの「Z」内でのジャグラーの善行の積み重ねと今回の発言で彼を許しました。

貴方は立派な隊長です。これからもこの地球を守ってください。

 

 

 

ラストシーンのカオリは「昨夜の記憶が無い」と言っていたが、私はこれをハルキを心配させないための優しい嘘だと解釈している。

 

なぜなら全部覚えているから。

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ケムール人に誘拐され意識のあるまま54年間利用された辛い記憶があっても、その54年の欠落を埋めてくれるハルキという友達ができた。

カオリはきっと強く生きていけると思う。

 

ありがとう、それしか言う言葉が見つからない…


2020年に一番やって欲しいこと。

2020年に一番やるべきこと。

 

二週間連続で怪獣にトドメ刺せないハルキのヘタレぶりを見た時は本気で視聴を切ろうかと思っていたけど観続けて本当に良かった

 

 

 

 

 

余談

カオリを演じたのは宇田川かをりさんf:id:Betterman:20201025060013j:imagef:id:Betterman:20201025060024j:image

この宇田川という苗字で察しがいい人は気づいたかもしれない


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「2020年の挑戦」の老刑事の名前も宇田川である。媚びた役者ネタは嫌いだけどこういうさりげないオマージュネタなら許せるし、好きです

 

あ、パゴスはまた出してね

タイガの酷い扱いは忘れてないぞ!